「エピソード6までのストーリーを知らない人がエピソード7を観るに当たって最低限知っておくべきストーリー」
凡例:
遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
多くの異星人種が共存する銀河共和国(★)で、平和を数万年に渡り保っていたのは、万物を司る力・フォース(★)を操り、交渉や、時にはライトセーバー(★)を振るって争いを解決する、「ジェダイ(★)たち」であった。
★銀河共和国……銀河全体を治めていた国。平和な時代。 ★★フォース……万物を司る力。 ★★ジェダイ……フォースを操り、争いを解決する人たち。 ★ライトセーバー……ジェダイの武器。光る刀。
しかしその共和国にも停滞と腐敗が蔓延し、銀河系の秩序と平和は少しずつ崩れつつあった。そしてその裏で暗躍し、ジェダイへの復讐の機会を狙っていたのが、フォースの暗黒面(★)の力で自らの野望を実現しようとする「シス(★)」たちであった。
★★フォースの暗黒面(ダークサイド)……負の感情から生まれるフォースの負の側面。 ★★シス……フォースの使い手でありながら、暗黒面(ダークサイド)に落ちた者たち。(つまり、主人公たちの敵) ※シスも、フォース(の暗黒面)を操るため、ライトセーバーを武器とする。だからジェダイvsシスはいつもライトセーバーで闘う。
そんな中、銀河辺境の惑星タトゥイーンにおいて、伝説の「フォースにバランスをもたらす者」として一人の少年がジェダイにより見出された。その名はアナキン・スカイウォーカー(★)。
★アナキン・スカイウォーカー……エピソード1〜3の主人公(男)。
師オビ=ワン・ケノービ(★)のもとでジェダイとして成長したアナキンだが、元老院議員(★)パドメ・アミダラ(★)との禁断の愛、そして全ての黒幕であったシスの暗黒卿ダース・シディアス(★)こと元老院最高議長パルパティーン(★)の奸計とによって、アナキン自身がフォースの暗黒面(ダークサイド)に墜ち、シスの暗黒卿ダース・ベイダー(★)と化してしまう。
★オビ=ワン・ケノービ……ジェダイの一人(男)。アナキンの師匠。 ★★元老院(げんろういん)議員……銀河共和国の議員。(日本でいう衆議院議員、参議院議員みたいな感じ) ★パドメ・アミダラ……銀河共和国元老院(げんろういん)の議員(女)。アナキンと恋に落ちた。 ★パルパティーン……銀河共和国元老院(げんろういん)の最高議長(男)。 ★ダース・シディアス……パルパティーンの裏の顔。実はパルパティーン最高議長が、フォースの暗黒面(ダークサイド)を牛耳るシスの暗黒卿ダース・シディアスであった。 ★ダース・ベイダー……アナキンが(エピソード3の最後で)暗黒面(ダークサイド)に落ち、シスの暗黒卿になってからの名前。
シスの陰謀によりジェダイは壊滅し、落ち延びたオビ=ワンと高師ヨーダ(★)は、パドメの遺したアナキンの子供たち(★)と共に姿を隠す。
★ヨーダ……ジェダイの一人。長老。 ★アナキンの子供たち……エピソード4〜6の主人公2人(男+女)。
※ジェダイのうち、生き延びたのは、オビ=ワン・ケノービとヨーダの2人のみ。(アナキンはダークサイドに落ち、ジェダイではなくシスになっている。)
20年後。
銀河帝国(★)の皇帝ダース・シディアス(★)の恐怖政治に対し、惑星オルデランの王女レイア・オーガナ(★)が率いる反乱軍(★)は、自由と平和のための戦いを続けていた。
★★銀河帝国……「銀河共和国」時代に最高議長であったパルパティーンが、弟子にしたダース・ベイダーを従えて銀河を支配。民主的であった「共和国」から、恐怖政治によって支配する「帝国」へと変わった。 ★ダース・シディアス……旧「共和国」の最高議長パルパティーンの裏の顔。というかこっちが本性。 ★★★レイア・オーガナ……エピソード4〜6の主人公の一人(女)。通称レイア姫。実はアナキンの娘であったことが、エピソード6で明らかとなる。 ★★反乱軍……銀河帝国による支配から、共和国時代の民主政治を取り戻すために結束した、レイア姫が率いる軍。
※つまり、エピソード4〜6は、シスの暗黒卿が統治する帝国に闘いを挑む反乱軍を主役とする物語。
レイアの密命を受けて惑星タトゥイーンに降り立った2体のドロイド(★)R2-D2とC-3POは、そこでルーク・スカイウォーカー(★)と出会う。老オビ=ワンから自分がジェダイの末裔である事を知らされたルークは、密輸屋ハン・ソロ(★)とその相棒チューバッカ(★)と共に反乱軍に加わる。
★ドロイド……ロボット ★★★ルーク・スカイウォーカー…… エピソード4〜6の主人公の一人(男)。実はアナキンの息子であったことが、エピソード6で明らかとなる。 ★★★ハン・ソロ……ハリソン・フォードが演じる密輸屋(男)。悪党だが、反乱軍(主人公たち側)の味方になった。 ★★★チューバッカ……ハン・ソロの相棒。毛むくじゃらの大猿。ハン・ソロは「チューイ」という通称で呼ぶ。
フォースに覚醒したルークは、帝国軍との戦いやヨーダとの修行を経て、遂に宿敵ダース・ベイダーと対決。だが、その圧倒的な力の前に敗れた上、ベイダーの正体が自身の父アナキン・スカイウォーカーである事を知る。ルークは、父を暗黒面から解放すべく更なる修行を積み、再びダース・ベイダーと、すべての黒幕である皇帝(★)と対決し、勝利する。
★皇帝……元最高議長パルパティーン、のちの帝国皇帝ダース・シディアス。